ムカデ・ヤスデの被害を出さない為に

ムカデもヤスデも徘徊しながら、建物の方へ近づき、室内へ侵入し問題になります。発生源は野生の土壌で発生する為、発生源の特定は困難な為、建物周囲で駆除することと、室内へ侵入させないことがムカデ、ヤスデの被害を防ぐことに繋がります。

ムカデとは

ムカデは本能的に動く物を襲う性質があります。足が21対あり、毒牙を持っています。咬まれるとハチに刺された様に、焼けるように痛く、酷い場合には倍ほどに腫れ上がります。ムカデの毒はスズメバチの毒に近く、タンパク質を分解したり、血液中の血球を溶解したりする、複数の酵素を含んでいます。そのため、赤ちゃんや幼児、お年寄りが咬まれると非常に危険です。

ヤスデとは

地表や落ち葉、樹皮の上などを徘徊し、落ち葉や朽木などと共に、菌類やきのこ類などの腐植物質を食べています。まれに、柔らかい植物の芽、葉、茎を食害したり、人家付近のゴミなどに発生することもあります。体の側面に臭腺を持ち、刺激されたりすると、青酸やヨードを含む、不快な臭いがする分泌物を出し、外敵から身を守ります。

薬剤散布

ムカデ・ヤスデは、建物周囲に薬剤を撒くことにより、駆除します。薬剤は粉状のものと、液状のものがあり、液状のものは建物の壁にも散布することができます。