ノミ・ダニの被害を出さないために

ノミ・ダニ共に、人間の血又はペット等の血を吸血します。また、刺されると激しい痒みを伴います。刺された場合は、かきむしらず、医者に行き、薬を処方してもらいましょう。また、ノミ・ダニの生息しにくい環境を作り、繁殖させない事が被害を出さないことに繋がります。

ノミとは

体長は1mm以下~9mmほどの小さな虫で、世界各地に分布する。哺乳類などの体表に棲み、吸血して生活する。犬や猫など、ヒト以外の哺乳類や鳥類などには、ネコノミやイヌノミなど多くのノミが寄生しており、これらはヒトに寄生して吸血することがある。 口器は細長い口吻を有し、吸血に適した 口器は細長い口吻を有し、吸血に適した針のような形をしている。飛行能力はないが、非常に高い脚力を持ち、寄生対象へ飛び付く。蚊や虻など同様に、二酸化炭素を感知して寄主を探す。寄主が死ぬと、新たな寄主を探して移動する。

ダニとは

ダニ類は世界中に分布し、自然下はもちろん、人工的な環境、植物や動物に寄生したりと様々な環境に適応して生息する。ダニ類は種により、様々な大きさのものがいるが、小型のものが多い。
マダニ類は吸血時に体長が1cm以上に肥大するものもあるが、ほとんどのものはそれよりもっと小さく、1mm以下のものが多い。食性もそれぞれの種の生息する環境に適応し、すべてのダニ類が吸血するわけではなく、菌食性、腐食性、捕食性、植食性、と非常に多様である。

薬剤散布

ノミ・ダニの駆除では、薬剤を噴霧し、駆除します。また、生息されやすいカーペットや、絨毯、畳等はこまめな掃除をする事をおすすめします。

熱乾燥車

薬剤の噴霧と合わせて、寝具やソファー、カーペット、絨毯、畳など丸ごと熱処理します。高温の熱風に当てることで、中に潜んだノミ・ダニを一掃することができます。

自分で出来るダニ対策

個人でのダニの完全駆除はほぼ不可能ですが、ダニの住みやすい環境を破壊することによって数を大幅に減らすことはできます。

ダニは高温多湿空気の流れが少ない場所を好み、カビ食品のカス人のフケあか、種類によっては他のダニを捕食するなどの有機物を好んで主食としています。環境対策はこのダニの好む要因を減らしていくことになります。

1. 絨毯(じゅうたん)対策方法

一番のいいのは絨毯をはずしてしまってフローリングにしてしまうのがベストです。フローリングにしてこまめ掃除機をかけるだけで大幅に数を減らすことができるでしょう。絨毯をはずすのは困るという方は掃除機を3日に1回は畳1帖につき3分くらいしっかりと掃除機をかけクリーニングやコインランドリーで定期的に洗濯をし室内の換気をこまめにするといいでしょう。

2. 布団の対策方法

布団を干してしっかりと乾燥させ人は睡眠中にはコップ1杯分、1日で換算するとコップ2,3杯ほどの汗をかいているといわれています。

なので対策としてはやはり湿気を取るために天日干しをしたり、エアコンや扇風機などで風を当てシーツを洗濯するとよいでしょう。

3. イエダニの対策

イエダニは主にネズミに寄生するだになのでイエダニを駆除するには宿主であるネズミを駆除する必要があります。